渡る世間は鬼ばかりの全シリーズをようやく見終わりました。
平成の時代感をその都度色濃く反映し、多くの人々に支持され、いまも愛され続けるドラマ、誰もが知る大作「渡る世間は鬼ばかり」。もちろんわたしもファンだし、長いシリーズだし、当時もリアルで観てたわあ、と思ったけど実際「ああ!これ観たわ!」てなったのが最終シリーズだったということに気づいて横転しました。ほとんど観てなかったんかい。
この長い行動にはもちろん背景があります。「アナバチ性ミントブルーうさみちゃんシティ」に〝渡鬼関〟というキャラを召還してしまった(アナバチ性ミントブルーうさみちゃんシティ 3-🐰🐰🐰参照)以上、渡鬼について全てを知っておく必要があると思ったのです。
渡鬼関は偶然発生したキャラで、執筆しながら、ここに口調に癖のあるキャラを入れたい、と思ったときにぷわと浮かんできた子です(「こしらえる」など)。
めちゃくちゃ時間かかりましたが、でも、シーズン終わったあとのスペシャル版とかも含めてぜんぶ観たことはわたしにとって素晴らしい経験になったことは確かです。単純におもろかったし。木曜夜9時の空気感を思い出したりして(あと一日ある、という開放しきれない気分の中にある籠もったような空気)。当時流行してたものの反映(幸楽の改装は匠の出ないビフォーアフター感があった)、自然に歳を重ねることの大切さを教わったり(いや自然でない美の追究も素晴らしい技術である)、自我を相手に押しつけることで周囲が疲弊する(5姉妹の特徴)、…など。
当時の流行といえば、年代による服飾の変遷もおもしろかった。当然ながら、1990年と2010年では着ているもののテイストもお化粧の感じも髪型とかも違う。
最初のほうは高級そうなテキスタイルと個性的なデザインが多かったりするしウールのコート着てる人のほうが多いし、でも時代が進んだあるところからダウン着たりして(ダウンにおしゃれさを感じないけど、とってもあったかいしうちの愛猫はダウンが大好きです)、シフォンかガーゼのふんわりレイヤード(長子がよく着てた)とかマーメイドスカート(葉子がよく着てた)とか。そういうのを見てると、昔ポンチとかベロアのカジュアルジャケットが流行した時期とか、ポリウレタンが入ってストレッチが効いてるうえにお尻と脚を綺麗に魅せる画期的なパンツ(膝が出るリスクはあるものの穿きやすさがすごかった)とか、やたらメタリックな光沢のあるバッグやシューズ、を思い出したりして、自分の記憶を振り返りながら結局は楽しく見終わったところです。とはいえ疲れた。
シリーズを通して話す言葉は変わらないってのも興味深いところです。あと『おかくら』のお料理食べてみたいです…。河岸で仕入れたお魚とかぜんぶ美味しそう。

